・2019年4月2日例会

42日(火)

京都府下最古の建造物・醍醐寺の五重塔

両腕を失った大石順教尼再建の寺・佛光院

六地蔵駅―池田通学橋―折戸公園―仏光院―勸修寺―随心院―醍醐天皇後山科陵―醍醐寺― 一言寺―法界寺―六地蔵駅

本日のコースは、山科川の堰堤を歩き、大石順教尼ゆかりの佛光院、桜が見頃の醍醐寺またその周辺の寺院を巡るウオークです。 

晴天だが、なかなか寒い日よりです。集合は六地蔵駅、10時集合。 

出発式では、会長の挨拶に続いて中本リーダーからコース説明がありました。道は一部を除いて平坦で歩きやすそうです。

六地蔵駅を出て少し西に歩き、山科川の堰堤の歩道に入ります。よく整備された河川で、気持ち良い歩道が河川の堰堤に設けられており、堰堤の五分咲きの桜を鑑賞する人たちがちらほら見受けられます。

この歩道を北上し、折戸公園でトイレ休憩です。ここでは野村スタッフから後で行く醍醐寺について詳しくガイドがありました。醍醐寺は真言宗醍醐派総本山で開基は理源大師聖宝で、境内の五重塔は平安時代の建立で国宝に指定されています。また豊臣秀吉による醍醐の花見が有名。これにより荒廃していた寺が再建され現在の姿になったようです。境内は京都市街の南東に広がる醍醐山に200万坪の広大な境内を持っています。

(写真は折戸公園での野村スタッフの解説の様子)

ここからさらに北上し、佛光院に到着です。小規模な寺院ながら、ここは有名な大西順教尼が再興建立されたお寺で、訪れる観光客もちらほら見受けられます。

 

中浦会長から境内で大西順教尼について熱のこもった話があり皆さん熱心に聞き入っていましたね。

(写真は佛光院境内で会長からの説明の様子)

近くの真言宗山階派大本山で醍醐天皇の勅願寺である勧修寺により、そこからは東に町の中を歩き、隋心院の中を通り、醍醐天皇後山科陵の周りを歩き、住宅街を南に下ると醍醐寺に到着です。桜が見頃近くということで境内は参拝客でごった返しています。醍醐寺境内の売店ゾーンで昼食です。近くのパーキングは観光バスが多く駐車していますね。

(写真は醍醐寺境内をウオーク中)

昼食後は尾花スタッフから恒例の蘊蓄話です。今回はこれから予定されている弘法大師のウオークに因んで、ともに同時代を生き人々に多大な影響を与えた仏教界の巨人空海と最澄を対比しての話がありました。知っているようであまり詳しく知らないことをわかりやすく解説があり興味深く皆さん聞いておられました。

(写真は醍醐寺境内での尾花スタッフによる蘊蓄話の様子)

午後は醍醐寺の界隈を南下します。次は一言寺です。門前の急な階段を登れば一言寺の境内につきます。六地蔵の町が一望できる眺めのいいお寺ですね。

ここからさらに南下し法界寺の周りをまわって住宅街を西北に下っていき、奈良街道を渡り、地下鉄東西線の石田駅のところを左折れすれば、間もなく六地蔵駅に到着です。

 (写真は一言寺)

本日のウオークお疲れ様でした。 参加者は82人。踏破距離は13kmでした。

 

 

次回は「釜の口れんぞ」、「弘法大師大法会」の長岳寺を目指し山の辺の道を歩きます。ご参加お待ちしています。