・2019年4月21日例会


421日(日)

「釜の口れんぞ」「弘法大師大法会」

弘法大師空海が歩いた奈良大和路②

天理駅―天理市本通りー天理教本部―石上神宮―

天理観光農園―夜都伎神社―天理市トレイルセンター

―長岳寺―柳本駅

 

本日のコースは、は弘法大師が歩いた大和路の第2弾ということで、ゆかりの長岳寺の「釜の口れんぞ」の日に合わせて天理から長岳寺まで山の辺の道を歩くコースです。

本日の天気は快晴。

 

天理駅10時集合。多くの参加者を期待したいところですが、本日は各所でたくさんのウオーキングイベントがある中、会員さんを中心に37名参加いただきました。出発式では会長からの挨拶と田中リーダーから本日の詳細なコース説明の後、駅前の催しものがにぎやかななかを天理教本部に向け出発です。

活気のある天理市本通を通りぬけると、壮大な天理教本部に到着します。ここで尾花スタッフよりこの天理教の本殿について解説がありました。日頃よく通るところですが、あまりよく知らないところですので図面等使って納得の解説が、あり皆さんうなずいておれました。

次は石上神宮へ。

ここではトイレ休憩と、尾花スタッフから、この石上神宮についての解説がありました。

 

物部氏の武器庫であったことや、ここで発掘された七支刀の話など興味深く皆さん聞いておられました。

(写真は石上神宮での解説の様子)

ここからは山の辺の道へ。

しばらく行くと、内山永久寺跡へ到着です。江戸時代「西の日光」といわれ栄華を誇った内山永久寺ですが、今は跡形もなく自然に帰り存在を示すのは説明板のみという寂しさです。

 

ここでも尾形スタッフから栄華を誇った当時の寺の様子について解説がありました。明治初期の廃仏稀釈のすさまじさが実感として伝わってきますね。

(写真は内山永久寺跡での解説の様子)

ここからは登り道が続き、その先下ると天理農園に到着です。ここで休憩。ここからは緩やか下り道を行きます。右手には東乗鞍古墳が見えてきます。まもなく夜都伎神社に到着です。

ここで、尾花スタッフからこの神社の由来など詳しく解説ありました。かやぶきの拝殿や春日大社から下賜された本殿など歴史を感じさせる小さいながら味のある神社です。

(写真は夜都伎神社境内で解説中の様子)

ここからは奈良盆地を右下に眺めながら気持ち良い山の辺の位置のウオークが続きます。途中竹ノ内環濠集落に立ち寄り、また萱生町では継体天皇の皇后、手白香皇女の衾田陵(西殿塚古墳)に立ち寄り山の辺の道でもあまり行かない史跡を見学しました。

 

 

中山廃寺・中山大塚古墳・大和神社御旅所ではこれらの遺跡の解説を聞き、天理トレイルセンターに向かいます。

(写真は中山廃寺での説明の様子)

少し寄り道をしたため天理市トレイルセンター到着は13時ごろになりました。ここで昼食です。庭のソメイヨシノが満開ですばらしい!!

昼食後恒例の蘊蓄話が尾花スタッフからあり、午後は長岳寺で「釜の口れんぞ」を見学するグループとそのまま柳本駅に行くグループに分かれました。

(写真は天理市トレイルセンターでの蘊蓄話の様子)

 

 

大半の参加者は柳本駅へ。数名は尾花スタッフの案内で厳かな「釜の口れんぞ」を見て、本堂なども見学しました。

 

本日はお疲れ様でした。踏破距離は10kmでした。

(写真は長岳寺「釜の口れんぞ」の様子)