・2019年4月30日例会

430日(火)

織田木瓜紋と清楚な銀龍草を求めて

2つの城下町から山の辺の道へ

桜井駅―慶田寺―織田小学校―巻向駅―上ツ道―

-専行院―天理市トレイルセンターー柳本駅(10kmゴール)-

―檜原神社―山の辺の道―大神神社―三輪駅

 

本日のコースは織田藩の2つの城下町を巡りながら、上ツ道を柳本トレイルセンター-まで歩き、ここから新緑の山の辺の道を三輪駅まで歩く、気持ち良い春ウオーキングを満喫するコースです。

 

本日は快晴。JR桜井駅930分集合。本日のリーダーの野村スタッフからコース説明後出発。桜井駅から北へ、市街地を通り三輪駅まで行きトイレ休憩。

 

 

ここから上ツ道に入り慶田寺へ。慶田寺では野村リーダーからこのお寺について解説あり。このお寺は織田信長の末弟織田有楽斎ゆかりのお寺で、境内には戒重藩(後の芝村藩)織田家の歴代藩主の墓が有る菩提寺として知られているとか。(写真は慶田寺で野村リーダーの解説の様子)

次は三輪の町のなかの織田小学校へ。ここは江戸時代中期以降にもうけられた芝村藩の陣屋があった所です。石垣の一部や周囲の建物など当時の陣屋の雰囲気がありますね。

(写真は織田小学校の校門前にて)

さらに上ツ道を北上し箸墓古墳の横を通り、箸墓古墳が一望できるところで、尾花スタッフから箸墓古墳について図面を駆使してわかりやすく解説がありました。

(写真は尾花スタッフによる箸墓古墳の解説の様子)

巻向駅の近くの観光トイレで休憩。ここから上ツ道をさらに北上。(写真は上ツ道を北上の様子)

柳本町で右に折れ専行院へ。野村リーダーから解説がりました。それによるとこの寺は、柳本織田藩の菩提寺であり歴代の藩主のお墓があります。12代藩主織田信成公の時に荒廃した崇神天皇陵の堀の改修を行い、これにより周辺住民のための水利を図ったといわれ、今でも藩主祭が催されるそうです。

(写真は専行院にて)

ここから陣屋跡の柳本小学校の横を通り、柳本トレイルセンターを目指します。

 

 

柳本トレイルセンターで昼食休憩です。昼食後の尾花スタッフからの神社に関する蘊蓄話を聞いた後、10kmのゴール柳本駅を目指す参加者と三輪駅を目指す参加者に分かれて出発です。(写真は天理トレイルセンターでの尾花スタッフの蘊蓄話の様子)

ここからは山の辺の道の最も気持ちの良いコースを、新緑の山を左手に右手には奈良盆地を眺めながら檜原神社を目指します。

 

 

檜原神社では、尾花スタッフからこの檜原神社についての解説がありました。よく来るところですが、わかりやすい解説があると印象も違いますね。

(写真は檜原神社での尾花スタッフの解説の様子)

ここからは三輪山の山麓を通り狭井神社へ。狭井神社では、この境内に生息する銀龍草を求めてしばし探索。可憐な小さな白い花が数か所見られます。なかなか貴重な体験でした。

 

大神神社でトイレ休憩後、境内を通りゴールの三輪駅を目指します。

 

本日はお疲れさまでした。踏破距離は16km、参加は63名でした。

 

 (写真は狭井神社境内の銀龍草の群生)