・2018年4月29日例会

4月29日(祝・日)

柳生新陰流は「活人剣」極意は無刀取り」

柳生三厳、正木坂で約13,000人を錬成

JR笠置駅―巨石―布目発電所―甌穴群―発電所取水口―

旧柳生藩家老屋敷―旧柳生藩陣屋跡― 一刀石―正木坂道場―芳徳寺―十兵衛杉―阿対の石仏―JR笠置駅

 

本日のコースは、JR 笠置駅から木津川そして布目川をさかのぼり柳生の里の史跡を巡って打滝川沿いに笠置駅まで戻る16kmのコースである。

 

本日は快晴。歩き出すと暑くなりそうだが絶好のウオーキング日和である。交通の便が悪くどれ程の参加者があるかスタッフ一同心配していたが、1時間1本の9時43分着の列車でどっと多数の参加があり91名の参加となった。

笠置駅横の公園に10時集合。出発式をしてすぐに木津川の河畔の散策路に入ると、左手の木津川河畔は大規模なオートキャンプ場になっており、連休中ということで多数のテントで賑わっている。

 

ゆったり流れる木津川でカヌーを楽しむグループが見られる。ここは遊びカヌーの発祥の地とか。しばらく行くと木津川の流れの中に巨岩群が見える。

左手は雄大な木津川の流れ、右手は単線の関西本線のレールが走り、その向こうには笠置山山麓が迫るという、なんとも気持ちの良い東海自然歩道を行く。このハイキングコースの名称は銀の帯コースとのこと。

 

 

布目川沿いの散策コースに入り、布目発電所を越え気持ち良い林間コースを行くと左手に流れる布目川の中に甌穴が見える。岩のくぼみに入った小石がくるくる回り岩を侵食してできる珍しい現象で、直径1mもある甌穴が見られる。花崗岩の甌穴がこれほど残っているのは珍しいとのこと。ほぼ林間コースで日差しも避けられ、森林浴も楽しみながらの自然一杯のウオークを楽しめるコースだ。

峠を越えようやく柳生の里に到着。柳生の里の中を巡り柳生藩家老屋敷跡に行く。

観光地だが客も少なくのんびりした風情がいいな!

 

ここでトイレ休憩。尾花スタッフより柳生藩について解説を聞く。この屋敷は柳生藩家老小山田氏の隠居宅で19世紀半ばの創建。近年は山岡荘八が所有していたとのこと。

村落の中を歩いて柳生藩陣屋式跡に、12時20分到着。ここで昼食タイム。ここは柳生藩の居所跡で今は史跡公園として整備されており、当時の間取りが石垣で復元されている。

 

昼食後は尾花スタッフより恒例の蘊蓄話。前回に続き仏像に関する話で、今回は菩薩についての話があり、皆さん熱心に聞かれていた。

午後のスタート。一刀石を目指します。山道を登り鬱蒼とし森の中へ。大きな岩がゴロゴロしており、中でも目を見張る大きな岩・岩。ここは天立石神社でこの巨岩はご神体である。

ここからさらに100m程奥に進むと亀の甲羅のような形をした巨岩が目に入る。これが一刀石だ。この巨岩、中央に刀で切ったような亀裂が入っている。一説によると柳生新陰流の始祖柳生石舟斎が天狗を相手に剣の修行をしていて、天狗と思って切ったのがこの岩といわれている。それにしてもこのあたり神秘的なスポットのようだ。

 

 

ここから下り道を行き、正木坂道場前でトイレ休憩。ここで尾花スタッフより柳生新陰流について身振り手振りを交えての解説があった。皆さん柳生新陰流の極意を理解されてことでしょう。

次は芳徳寺へ。村を一望できる小高い丘の上にあり、かっては柳生城があった場所でもある。この芳徳寺は柳生家の菩提寺であり、1638年柳生宗矩が亡父柳生石舟斎宗厳の供養のため創建したものである。

 

 

柳生の里を北へ歩く。山里ははや田植えの季節。田圃に水が引かれ一部にはすでに田植えを終えたところもみられる。まもなく右上の山の中腹に柳生十兵衛が諸国漫遊に出かけるときに植えていったといわれる十兵衛杉が見えてきた。(樹齢350年)今は残念ながら昭和48年の2度の落雷で枯れているのが残念。

 

さらに北に進むと小さな川沿いに高さ2m程の岩に阿弥陀如来像とその脇に小さな地蔵菩薩が刻まれた摩崖仏がある。これが室町時代の作といわれる阿対の石仏(あたや)である。地域の人々を中心に深い信仰を集めるスポットとしても知られているとのこと。

 

 

ここからは打滝川に沿って林間道路を下っていく。結構車やバイクの往来がありウオーキングでは注意が必要なところ。ただ疲れた足にとってはこの下りばかりの道はありがたいところ。途中ヘアピンカーブなどもあり落差の大きい行程でもある。

 

 

 

 

目標の3時過ぎゴールの笠置駅到着。距離が長くかつアップダウンのコースで皆さん大変お疲れさまでした。次回の桜井市の5つの磐余池説を巡るウオークご参加お待ちしてます。