・2018年3月6日例会

3月6日(火)

多くの皇妃を出した和爾氏の里を歩く

前方後円墳の上に建つ和爾下神社

櫟本駅―在原神社―馬出の街並みー和爾下神社―赤土山古墳―白川ダムー和珥坂下伝承地―和爾赤坂比古神社―櫟本高塚古墳―楢神社―櫟本駅

 

本日は少し肌寒いとはいえ快晴。絶好のウオーキング日和となった。

 

本日のコースは天理市北に位置する櫟本にある古代豪族で多くの皇妃を出した和爾氏の里を巡るウオークである。集合はJR櫟本駅。横の公園で出発式をして出発。本日のリーダーは尾花さん。参加者は112名

R 櫟本駅から南に歩き名阪国道の高架をくぐり50m進んで東に折れると最初の見学スポット在原神社に到着する。境内にてリーダーより在原神社について説明あり。それによると、ここはもともと在原寺と業平神社があったが、明治の廃仏毀釈で在原寺が廃され、業平神社が在原神社になったとのこと。この神社は伊勢物語の作者ともモデルともいわれる在原業平とその父阿保親王が祀られている。境内には謡曲「井筒」に因んだ井筒井と伝わる井戸も見ることができる。

もと来た道を戻り、櫟本の町の中にある馬出(うまだし)の町並み見る。古くから上街道と高瀬街道が交差する櫟本と大和高原を結ぶ交通の要所として市場が開かれ商業が盛んであった一帯でる。今も古い民家の中に「馬つなぎ」が家の前に残る。

次は169号線を渡り、和爾下神社へ。参道を行くと治道の森ほとりに柿本氏の氏寺であった柿本寺(しほんじ)跡がある。また歌人の柿本人麿の遺骨を葬っており、歌塚の碑として知られている。境内にはいたるところに石造物が見受けられ皆さん興味深げであった。

階段を少し登るとそこは和爾下神社。この神社は和爾下神社古墳と呼ばれる巨大な前方後円墳の上に鎮座しており本殿は桃山時代の様式を伝え重要文化財に指定されているとのこと。

さらに東に向かいシャープの総合開発センター西にある赤土山古墳を見学。まずはよく整備された墳丘に登り、高さを実感。また南から西に眺望が開けており早春の里山風景を満喫する。

ふもとの下り、赤土山古墳の解説をリーダーより聞く。和爾氏の有力者の墓とされ、築造は4世紀末から5世紀で東大寺山古墳群の中の1つ。埋葬されていた円形埴輪については詳しく解説を聞き皆さん納得の様子である。

ここからは左手の小高い山の上に建つ巨大なシャープの総合開発本部の建物群を眺めながら名阪国道に沿って東へ白川ダムを目指す。左に折れ少し登れば、白川ダムの堰堤に到着する。青空の下、広々とした白川ダムの湖面が広がり何とも気持ちの良い風景だ。

 

ここで昼食。春の日差しが暖かくダムを一望しながらの昼食タイム。

 

食後は、会長から次回の久宝寺御坊や八尾御坊を巡る例会が大変興味深いという紹介。続いて蘊蓄話はリーダーから、神社シリーズとして神社で見かけるが何となく見ている狛犬にも時代によりいろいろな変遷があったという神社めぐりには大変参考になる話があり皆さん興味深く聞いた。

ここからは白川ダムを下り北西の方向にある和爾の里を目指す。田園地帯を行くと右手に広大な霊園が広がり、右手少し道から入ると六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上)の迷界から人々を救う「六地蔵さん」が野辺にやさしく微笑んでおられる。

さらに和爾の里の村落の細い入り組んだ道を巡ると和爾赤坂比古神社に到着する。

 

 

ここからまた村の中を通り櫟本高塚公園でトイレ休憩。リーダーより、このあたりを本拠地とした古代の有力豪族和爾氏に関する解説があり、皆さんこの和爾氏について見聞を深められた様子。

次は西に向かい169号線を渡り櫟本の町の中を巡り、最後のスポットである楢神社でリーダーの解説を聞く。この神社の祭神に鬼子母神が名を連ねていることもあり、子授けと安産の神さま、子供の守護神として近郷の人から信仰されているとのこと。

次はゴールの櫟本駅、あとわずか。

 

本日はお疲れさまでした。踏破距離は10kmでした。