・2018年1月23日例会

1月23日(火)

必拝!聖徳太子像・達磨大師像

 達磨寺三号墳上に建つ達磨寺本堂

 寺駅―久度神社―船戸神社―岩才池北古墳―達磨寺(昼食)-片岡神社―放光寺―芦田池―親殿神社―孝霊天皇陵―品善寺―八幡神社―三郷駅

 

 

本日の例会は、気温が上がらない寒い1日でしたが、寒風も何のその、80人を超える参加者で、王寺と三郷の町を楽しく歩きました。

 

 御祭神の久度神は「久度」が竈(かまど)を意味するクドに通じることから、竈神とも呼ばれています。朱塗りの美しい拝殿が建つ神社です。

 

 船戸神社の御祭神の久那度(くなど)神は、旅人の交通の安全を守る神様です。神社の前に流れる大和川は古代からの水運の要衝で、かつ、竜田街道や当麻街道が通る陸路の要衝でもありました。

 また、ここは西安寺跡で、かつては礎石や塔心礎も残されていました。拝殿の北側に塔、本殿の南側に金堂が建つ法隆寺式の伽藍配置だったと考えられています。

 

 岩才池(いわんどいけ)北古墳を過ぎると間もなく達磨寺に到着。

 

 達磨寺の宗派は臨済宗南禅寺派で、鎌倉時代に開基されました。聖徳太子と達磨大師との「片岡飢人伝説」が残る太子ゆかりのお寺です。古墳の上に真新しい本堂が建ち、本堂の中心に祀られた千手観音、左の聖徳太子像、右にある達磨大師椅像(椅子に座られた像)を拝観しました。また、本堂下の古墳から出土した水晶製五輪塔型舎利容器などの写真も展示されていました。

 

 昼食後、中浦会長から漆畑昌己さんが紹介されました。漆畑さんはこの3年間、本会の例会(年間25回)に欠かさず参加された方です。これからも4年、5年と参加してください。また、会長から次回の大阪城内の〚巨石11を巡る〛の案内がありました。11の巨石を全部巡るだけでなく、徳川家康が、築城した豊臣秀吉の痕跡をなくすために様々な工事を行ったため、いろいろ不思議なことが起こっている、との話が聞けます。楽しい話が聞けますので、是非、皆様ご参加ください。

 放光寺で、王寺小学校の敷地に、王寺町の町名の起源にもなった片岡王寺についての説明がありました。南北に並んだ校舎に塔、金堂、講堂が一直線に並んで建つ四天王寺式の伽藍だったとのことです。わが国初の伽藍を擁する法興寺(現飛鳥寺)から四天王寺、法隆寺、薬師寺、東大寺と塔に対する考え方の変化に合わせて、伽藍の配置が移り変わっていったとのことです。

 

 芦田池は聖徳太子の進言で造られた池で、『日本書紀』にある肩丘池のことで、日本最古の官立のため池の一つです。

 

 第7代孝霊天皇を祀る片岡馬坂陵。孝霊天皇は実在しない「欠史八代」と言われる天皇の一人。第10代崇神天皇が実在した可能性の高い初代の天皇とする説を始め、実在する初代の天皇は応神天皇、雄略天皇、継体天皇であるとする説など、むつかしいようで興味深い話でした。

 

 品善寺を過ぎ、最後に訪れたのが八幡神社。ほぼ全国的にお宮がある八幡神社の起源は、大分県宇佐市に鎮座する宇佐八幡。「八幡大菩薩」は八幡神と菩薩の仏号が合わされた称号で、神仏習合のさきがけの一つとなったとリーダーから説明がありました。

 

 お疲れさまでした。寒いなかでのウォーキングでしたが、皆さん、スタッフの説明に熱心に耳を傾けておられ、楽しんでおられたようです。

 

次回は2月11日(祝・日)。“大阪城内の巨石11を巡る”。皆様のご参加をお待ちしています。