・2016年7月21日定例報告

7月21日(木)

「きゅうり封じ」ウオーク 

キュウリに諸病を封じ込め、病の平癒を! 

JR御所駅―野口神社―宝国寺―宮山古墳― 

桜田池公園―長柄神社―一言主神社―九品寺 

―六地蔵―JR御所駅

 

 本日は梅雨開けの快晴。暑いですね!! 7月21日は宝国寺の「きゅうり封じ」行事の日、この日に合わせて毎年恒例の「きゅうり封じ」と葛城古道のウオークです。

 

JR御所駅10時集合。本日はこの暑さにかかわらず65名の参加となり、スタッフ一同一安心。 

 

 出発式ではこの暑さの中のウオークであり十分な水分補給をお願いして、鴨都波神社に向け出発です。駅前から24号線に出てしばらく道沿いに南に歩き、左手に入ると鴨都波神社の境内にはいります。鴨都波神社の境内にて会長より神社の由来について説明があり。それによると崇神天皇のころの大豪族鴨氏の氏神社で、全国的に分布する鴨社の源流の1つにあげられているとのこと。また周辺には弥生時代の大規模な集落跡である鴨都波遺跡があります。(写真は鴨都波神社にて)

 

 次は野口神社を目指します。清翔高の横を通り農道に入ります。しばらく行くと左手に野口神社が見えてきます。野口神社にて会長からこの神社に伝わる「蛇綱曳き」の神事の由来について聞きながらしばし休憩です。境内には神事の綱がおかれた井戸がありますね。(写真は野口神社にて)

 

 宝国寺を目指して出発です。途中ナフコの店舗で体を冷やし、しばし休憩です。ここからは秋津洲の道と呼ばれる農村の中の道を南下します。しばらく行くと前方に大きな古墳が見えてきます。これが室大墓とも呼ばれる宮山古墳です。全国でも18位の大型の前方後円墳で、被葬者は葛城襲津彦ともいわれています。309号線を渡って村の中に入ると間もなく宝国寺に到着です。(写真は宮山古墳を望む)

 

 宝国寺では本日「きゅうり封じ」の行事がおこなわれており、キュウリの中に病気を封じて川に流すと病気が治るとされる真言密教の秘儀です。加持を受けたキュウリで体の悪い部分をさすり、そのキュウリを川へ流します。この時は川に背を向けて肩越しに投げ、その後は決して後ろを振り向かずに帰り、3年続けて願いをかかると病気を治すことができるといわれているようです。本日は残念ながら誰もこの行事に参加される方はなく(祈祷料は3000円とのこと)、少し境内を見て近くの桜田池公園まで移動です。(写真は宝国寺にて)

 

 

 

 ここで少し早めの昼食です。木陰での休憩は何より。ここで英気を養い、いつもの蘊蓄話を副会長から聞いて午後のスタートです。

 

途中オークワで休憩し、緩やかな登り道を西に向かいます。名柄集落に入り国の重要文化財に指定されており、かっての代官屋敷であった中村邸のところで右折れします。少し先の旧長柄郵便局の横を入っていくと「名柄のケヤキ」で有名な巨木があります。幹周が6.6m、高さが20mの巨木です。さすがに大きい。これを仰ぎ見て長柄神社へと向かいます。長柄神社でしばし休憩。(写真は名柄のケヤキ)

 

 

次は一言主神社に向かいます。名柄小学校の前を通り集落の中を北に向かいます。左手に一言主神社の参道が現れ、ここで左折れして一言主神社に向かいます。階段を上り境内で会長からなかなか興味深い神社の由来の説明がありました。それによりましと一言主神と雄略天皇との対面説話がよく知られていますが、時代背景によりその力関係が古事記や日本書紀また日本霊異記では異なって記述されているとのこと。その時の権力が文献に大いに影響を与えているようですね。

 

 ここからは右手に奈良盆地を一望する葛城古道の眺めの良いあぜ道が続きます。時折葛城山から涼しい風が吹き下り暑い中、爽快の一言。

  

 しばらくして九品寺に着きます。境内でこのお寺の説明を聞き、この寺の背後の山にある千体石仏を見学して出発です。九品寺を開いたのは奈良時代の僧行基です。寺の九品は人間の品格を表すそうで、上中下のなかにまた上中下があり合わせて九つの品があるので九品と名付けられたとのこと。また千体石仏は南北朝時代の楢原氏が、南朝に味方して参戦に行くときに一族は身代わりのために石仏を彫って菩提寺であった九品寺に奉納したのが今に伝わる千体石仏とのことです。(写真は香水の時計を目指してウオーク中) 

 

途中田圃の中にポツンとある用水配分のための基準時計である「香水の時計」を見学して、しばらく農道を北に進むと六地蔵のところに出ます。ここを右折れして下り道に入り、ゴールの御所駅を目指してひたすらウオークです。

  

暑い中お疲れさまでした。本日のウオーク距離は12kmでした。