・2016年6月21日例会

6月21日(火)

室町幕府終焉の地・槇島城址へ

信長軍七万で足利義昭を包囲

黄檗駅―萬福寺―黄檗公園―許波多神社跡―

 隼上り瓦窯跡―槇島公園―槇島城跡碑―宇治橋―

 源氏物語ミュージアム―宇治上神社―JR宇治駅

  

昨夜から猛烈な雨が朝まで続き、万葉まほろば線が河川の増水の影響で朝から運休。スタッフは急きょ近鉄で大久保まで行き、JR京都線の新田駅で乗り換え何とか予定時刻に黄檗駅に着くといった次第でした。 朝方の大雨の影響で本日は参加者がかなり少ないのではないかとスタッフ一同心配をしていましたが、天気が晴に向かう予報を信じて?次々と来られ54名の参加がありました。また一部参加者から電車の運休等で遅れてくる連絡もあり、出発を10時30分に遅らせて出発式を行いました。幸いなことに出発の頃には晴れ間も見られウオーキング日和になりそうな気配になってきました。

 

 まずは駅からすぐの萬福寺を目指してスタートです。京都芸術高校の横の細い道を通り左折れして、萬福寺の総門を入ります。三門を見渡すところでリーダーより萬福寺の詳しい説明を聞きました。それによると1661年に創建された臨済宗のお寺で、明代末期頃の様式で作られた中国様式のお寺になっており、材木もチーク材を使っているとのこと。日頃訪れる奈良のお寺とはなんとなく雰囲気違う印象ですね。

 

 次は黄檗公園を通り許波多神社跡(こはたじんじゃ)に立ち寄りました。ここは石碑だけがあり見過ごすところですが、リーダーからこの石碑のことについて詳しく説明がありました。許波多神社は、もとはここにありましたが軍の施設の建設のため移転させられたとのこと。また同じ名前の神社がこの近くに2つあること。後で行く織田信長の槇島城攻攻略に際し陣をこのあたりに展開したところでもあったとのことで、見過ごしそうな石碑が、説明を聞くことでいろんな歴史的な意味を秘めていることを知り興味は尽きないです。

 

 

 

 つぎは隼上り瓦窯跡(はやあがりかわらがまあと)を目指します。 

 

 ここは7世紀前半の瓦窯跡。国の史跡に指定されており丘陵の南斜面に並んだ4基の窯とその下の平地にある掘立柱建物等が確認され、この遺跡からは飛鳥の豊浦寺で使用された瓦が出土しているとのこと。瓦に適した土がこのあたりに豊富にあったのではとのリーダーの見解でした。

 

 JR京都線、京阪宇治線を渡り少し南下して京滋バイパスに沿って西に進み、水量の多い宇治川の雄大な景色を眺めながら京滋バイパスに併設された橋を渡って南下すると昼食の槇島公園に到着です。

 

 

槇島公園で昼食をとり、公園の端に建てられた槇島城跡記念碑の前でリーダーより、織田信長軍7万で足利義昭がこもる槇島城を包囲した顛末の説明を聞く。義昭が信長に反旗を翻し右往左往しながら結局この城が足利幕府の滅亡の地になったとのこと。

 

 午後はまず、閑静な住宅街にある槇島城跡(狭い空き地に碑と説明板のみですが)をみて宇治川に沿って宇治橋を目指します。宇治川は水量がかなり多いが濁りがなくきれいな流れになっており、これも上流のダムの作用かな、などと話しながら宇治川を渡ります。

 

 

 

 宇治橋を渡り源氏物語ミュージアムでしばし休憩です。しばらく行くと古都京都の文化財の一つとして世界遺産に登録された宇治上神社着きます。狭い境内の本殿と拝殿のみの神社ですが、その建物は日本最古の神社建築物で国宝に指定されているとのことで、少し趣の異なる拝殿のようです。

 

 

依然として水量の多い宇治川を眺めながら中洲につながる橋を渡り、平等院の近くを通りゴールのJR宇治駅を目指します。

 

 

本日は、朝の雨にもめげず参加された皆さんにとっては、結局幸いなことに天気に恵まれ心地よい風に吹かれながらの気持ち良いウオーキングになりました。大変お疲れ様でした。

   

本日のウオーキング距離は10kmでした。