・2016年1月26日例会報告

 

2016年1月26日(火)定例報告

 

五条代官所襲撃にまつわる史蹟巡り

 

明治維新の魁・天誅組義挙

 

五条駅―栄山寺―如意寺―森田節斉宅跡―乾十郎宅跡―移築長屋門―井澤宜庵宅跡―桜井寺―五条駅

 

 

 

 

 

昨日の厳しい寒さから一転、暖かなウオーキング日和になりました。本日は五条市に残る天誅組にまつわる史蹟を巡るウオーキングです。10時30分JR五条駅に集合、出発式を行い栄山寺をめざして出発です。本日の参加者は71人です。 

 

 五条駅から少し南に行き、左折れをして狭い道幅の町中を1kmばかり行くと国道24号線の今井町交差点に出ます。ここの歩道橋を渡り田園の中を行くと、吉野川の川岸の県道39号線に出ます。さらに吉野川沿いに400mばかり行くと山手に栄山寺が見えてきます。 

 

 栄山寺では国宝の八角円堂の横の広場で会長から栄山寺に関する説明と、しばしのトイレ休憩です。説明によりますと、栄山寺は719年藤原不比等の嫡男武智麻呂によって創建され、以後菩提寺として、また藤原南家の寺として広大な領地を持っていたとのこと。また本堂右手の木立に囲まれた八角円堂は、763年藤原仲麻呂が亡父武智麻呂のため建立したと伝えられますが、正確な設立年は不明で、奈良時代の現存する建築物としては大変貴重なものです。また天蓋や柱、貫などに装飾画が施され奈良時代の内陣装飾画として貴重なものだそうです。

 

 

もと来た道を戻り、吉野川の橋を渡ってすぐ右折れをし、右側に吉野川の流れを望みながらのどかな田園地区をウオーキングです。途中すこし上り坂がありますが、のんびりした雰囲気を楽しみながら昼食場所の如意寺をめざします。 

 

 如意寺にて休憩所や食堂をお借りして約30分の昼食タイム。昼食後はスタッフより恒例の薀蓄のある話を聞き、午後のスターです。十津川街道に出て吉野川にかかる大川橋を渡り天誅組にまつわる史蹟巡りに向います。

 

 

大川橋を渡ると間もなく右手に中家住宅があります。中家住宅横の路地を右に入ると、幕末の儒者で吉田松陰や乾十郎などの尊攘派の志士を輩出した森田節斎宅跡があります。さらに路地を左に折れ少し歩き、また左に折れると幕末の尊攘派の運動家であり、森田節斎に儒学を学んだ医師の乾十郎宅跡があります。五条で開業し、天誅組の挙兵に加わり、敗れて処刑された人物とのこと。どちらの史蹟でも会長より天誅組とのかかわりの解説を興味深く聞きました。次は十津川街道を渡り新町通りに入ります。

 

 

 

 新町通りは江戸時代の街並みがよく保存されており江戸時代交通の要所として繁栄した様子がしのばれます。まちや館やまちなみ伝承館などの施設をみながら新町通りを西にウオーキングです。途中で右折れして国道24号線に出て、国道を横断し東にしばらく行くと民俗資料館(移築長屋門)に着きます。この資料館は、江戸末期には五條代官所の長屋門だった建物で現在民俗資料館として天誅組に関する資料が展示されています。ここで資料館の職員の方から長屋門に関する歴史を聞きました。次は桜井寺をめざして出発です。

 

 

 

途中、元五條代官所のあった五条市役所の前を通り、幕末の尊攘派の運動家としてまた医師として天誅組の挙兵に加わった井澤宜庵の墓の前を通り、国道24号線に沿ってしばらく行くと桜井寺に到着です。会長の説明によりますと、桜井寺は1863年8月に五條代官所を襲撃した天誅組はこの寺に本陣を置き五條仮政府と称したとのこと。また本堂前には代官鈴木源内らの首を洗ったという石の手水鉢があります。本日のウオーキングの見どころはこれですべて終わりJR五条駅に向け出発です。

 

 

 

国道24号線に沿って進み、五条駅に向かう角のセブンイレブンのコンビニ前で本日のIVVを渡し本日の天気に恵まれたウオーキングは終了です。

 

 お疲れ様でした。本日のウオーキング距離は10kmでした。