・2016年1月11日例会報告

 2016年1月11日(月)

桜井100選 記紀万葉の旧趾を巡るウオーク

―狭井川・七乙女伝説と苧環伝説― 

 

JR三輪駅―恵比須神社―大直禰子神社―久延毘古神社―大美和の杜―狭井川―狭井神社―活日神社―大神神社―平等寺―磯城瑞籬宮伝承地―海柘榴市観音堂―磯城嶋金刺宮伝承地―宗像神社―報恩寺―茶臼山古墳―桜井駅 

 2016年最初の例会は、好天に恵まれ絶好のウオーキング日和となりました。本日はJR三輪駅スタートで、大和桜井の100選に選ばれた大神神社近郊の名所旧趾など17か所を、初詣を兼ね巡るコースです。記紀万葉のふるさと桜井のとっておきのスポットをこの機会に堪能したいものです。

  10時J三輪駅集合。出発式では桜井市の観光課の松田主幹から挨拶をいただき、会長から今回配布の大和桜井100選のパンフレットを参照しながらコース説明を聞き、最初の「桜井100選」三輪恵比須神社(38)をめざし出発です。

 

 三輪恵比須神社では、宮司さんから日本最古の恵比須神社であり、国譲り神話の事代主命を祀るなど、社の由来や2月の催事などの話を聞きました。次は初詣客で賑わう大神神社の参道を通り一の鳥居の手前を左に入りしばらく行くと次の「桜井100選」大直禰子(おおたたねこ)神社(40)です。

 

 

 

 

大直禰子神社は大神神社の創祭主である大田田根子を祀り,明治までは大御輪寺でしたが廃仏稀釈で現在の形になり、拝殿はその名残をとどめています。次の「桜井100選」は久延毘古(くえひこ)神社(42)です。門を出て左に向い、狭いながら初詣客で賑わう参道を少し行くと、左に久延毘古神社に参道の急な階段が見えてきます。これを登ると大国主命に少彦名(すくなひこ)神の名を伝えた聡明な久延毘古(知恵の神)を祀る久延毘古神社です。

 

 

拝殿の前を右に折れて狭い山道を少し行くと「桜井100選」たたなずく青垣をながめる(20)大美和の杜の展望台に出ます。大和三山が見渡せる桜井市有数の絶景ポイントです。いい日よりに恵まれ穏やかな大和三山の景色をしばし堪能して、次の「桜井100選」狭井川付近・七乙女の伝説(41)をめざします。

 

 

狭井神社の鳥居前を左に折れ、山の辺の道に入ります。石畳の道をしばらく行き左に折れます。神武天皇と比売多良伊須気余理比売(ひめたたらいすずよりひめ)との出会いの場と言われる広場で七乙女伝説の話をスタッフから聞き、次は来た道を戻り「桜井100選」三輪山のパワースポット・狭井神社(10)に参拝です。それから「桜井100選」伝統行事「酒祭り」(11月14日)で有名な活日(いくひ)神社に寄り、「桜井100選」赤糸・縁結びの伝承 大神神社拝殿をめざします。

 

 

大神神社拝殿に参拝し、聖徳太子創建伝承があり、山の辺の道の禅の寺として知られる「桜井100選」三輪平等寺(37)に立ち寄り、山の辺の道を少し行くと「桜井100選」磯城瑞籬(しきみずがき)宮伝承地とされる磯城坐御県神社に出ます。第10代崇神天皇の宮があったとされ、これに関する説明をスタッフより聞き、金屋の中を通りしばらく歩くと「桜井100選」万葉の歌垣・海柘榴市(つばいち)(44)の海柘榴市観音堂につきます。このあたりは古代万葉人が歌を交わして、出会いや求婚を行った地であり、古代の市が立ったところとのこと。

 

 

ここから少し南に歩くと初瀬川の川岸に出ます。このあたりが古代の港であり、仏教が伝来した地として石碑がたてられています。スタッフから詳しい説明を聞き、途中「桜井100選」磯城嶋金刺(しきしまかなさし)宮伝承地をみて、昼食の場所である玉列神社を目指します。

 

慈恩寺にある玉列神社にて昼食後、クラブ恒例の2015年の例会出席率の良い会員を表彰するベストウオーカー賞やグッドウオーカー賞の表彰があり、該当者に会長より賞状と賞品が授与されました。今年もより多くの人に頑張って参加いただきたいものです。また恒例の薀蓄話を聞いて午後のスタートです。次はクスノキの巨木がある忍阪坐山口神社です。 

 

南に進み朝倉台住宅地の中を通り、国道166号線を渡り左に入ると忍阪坐山口神社に到着です。境内の鎮守の森には桜井市で2番目に大きなクスノキの巨木があり、その存在感には圧倒されます。次は「桜井100選」高市皇子(たかいちのみこ)創建伝承のある宗像神社です。

 

 

外山の中を通り左折れして国道166号線の下をくぐると宗像神社に出ます。ここは高市皇子が宗像三神を祀ったとされる神社の由来や、南北朝時代の玉井氏の逸話などの説明をスタッフから聞き、報恩寺に向け出発です。

 

外山の住宅の路地を行くと「桜井100選」粟原寺よりの再興仏 阿弥陀如来坐像(15)が祀られている報恩寺に着きます。今回は特別この定朝様式の檜寄木造りの丈六像を拝観できるとのことで希望者は新築の本殿で拝観し、その他の方はしばし休憩をとり、本日最後の「桜井100選」桜井南都の大王墓(17)茶臼山古墳です。

  

茶臼山古墳は初期ヤマト王権の巨大な前方後円墳で鳥見山古墳群の1つです。また「桜井100選」のビューポイントとして茶臼山古墳の上から望む風景()(10)として選定されています。今回は頂上には上りませんが機会があれば登られたらいかがでしょう。これで本日の「桜井100選」めぐりを終了し、桜井駅に向かいます。 

本日は桜井に残る記紀万葉の味わい深いスポットめぐりを一日堪能いただけたことと思います。お疲れ様でした。歩行距離は10km、参加者は68名でした。

 

桜井100選の( )の番号はパンフレットの番号です。