・2015年12月22日例会

 

12月22日(火)

いにしえの奈良の都の巨木探訪

 春日若宮宮の大クス(11.2m)ほか、11本の巨木鑑賞

奈良駅―淨教寺―慈眼寺―鴻ノ池陸上競技場―奈良豆比古神社―植村牧場―般若寺―転害門―東大寺境内―手向山八幡宮―若草山―水谷神社―春日大社―春日若宮神社―春日大社参道― 一の鳥居―奈良駅

  

昨日の雨模様とは一転しての絶好のウオーキング日和になりました。本日は本年最後の定例会。桜井ウオーキングクラブの恒例の巨木探訪企画で、奈良市内を巡り意外と知られていない巨木を鑑賞しようというウオーキングです。10時にJR奈良駅集合。出発式ではスタッフより本日の奈良市内の巨木の見どころの説明を聞き、淨教寺をめざし三条通りを東に向かいます。

 

 

三条通りをしばらく行くと、ソテツの巨木がある淨教寺です。淨教寺では島田前住職から寺の由来やソテツの話を聞きました。境内のソテツは樹齢300年あまり、根元から25本の幹が伸び、そのうち中央の最大のものは幹周り1.5m、樹高5.5mとたいへん見ごたえがあります。次は慈眼寺を目指します。

 

 

 

 

三条通りをやすらぎの道で左折れし、北に10分ほど行くと左手に慈眼寺が道沿いにありまあす。本堂裏の狭い庭に柿の巨木があります。この柿の木は「とよがき」という品種の良い甘柿をたくさん実らせる巨木で、幹回り2.8m、樹高13mで樹齢300年という立派なものです。次に奈良豆比古神社を目指します。

 

 

やすらぎの道に沿って鴻池球場まで行き、ここでトイレ休憩です。鴻池運動公園の中を通り京街道に出ます。京街道の落ち着いた雰囲気の街並みをしばらく行くと奈良豆比古神社に到着です。神社では辰巳神主から神社の由来などのお話を聞き、本日のハイライトである巨木を鑑賞します。巨木は神殿のわきを通り抜け裏手に行くと、すり鉢状の底から巨大なクスノキがそそり立っているのが目に入ります。本当に神々しい限りです。幹回り8メートル、樹高30メートル、樹齢1200年と言われており県下2番目の巨木とのこと。巨木の根元まで下りて周囲をまわり、その大きさに圧倒されながら1200年の生命力に感嘆した次第です。この神社で昼食をとり、クラブ恒例の薀蓄話をスタッフから聞き、

 

東大寺に向け出発です。

 

 

東大寺から春日大社にかけての巨木めぐりは、県下の巨木を調査研究されている「グリーンあすなろ」の酒井さんにガイドいただき代表的な巨木を巡ります。

 

 

 

 

まずは東大寺大仏殿横のイヌマキです。このあたりには東大寺東塔の跡があり、このマキは宿坊の庭に植えられていたものが切られずに、そのまま公園の樹林として残されたものとか。幹回り2.6m、樹高11m、樹齢400年の巨木です。

 

 

次は手向山八幡宮に向かいます。手向山八幡宮の本殿の右側に植えられているオガタマノキです。オガタマノキは暖地に生育するモクレン科で花や木からとても良い香りを放つ。

 

幹回り2.4m、樹高18m、樹齢300年の巨木です。次は若草山の麓をとおり、春日大社に向かいます。

 

 

春日大社の巨木は、春日大社本殿の前の傾斜地にがっしりと根を下ろす大杉は春日境内随一の巨木で、幹回り8.5m、樹高24m、樹齢700年です。拝殿の後方にそそり立つのが確認できます。

 

 

次は春日若宮の大クスです。春日若宮の拝殿の道路を隔て、春日灯篭が立ち並ぶ中に、巨大なクスノキは根をおろしています。当初3本の苗を固めて植えたため、木の生長に伴い幹が癒着し1本の木となったとのことです。幹回り8m、樹高11.2m、樹齢1700年とのこと。

 

 

次は春日若宮のイチイガシです。春日若宮神社から少し南に行くと左手に金龍神社に登る小路への道標の前にあります。イチイガシは幹が直立するため建築、船舶、車両等の用材に切り出されることが多く、県下でもイチイガシの巨木は少ないとのこと。この樹は幹回り4.85m、樹高18m、樹齢300年の巨木です。

 

 

 

 

次は飛火野にあるクスノキです。飛火野の広々とした芝生の中に大きなクスノキが1本立っているように見えますが、3本からなり又樹齢も85年と若い。明治41年(1908年)奈良県下で陸軍の大演習があり、その折に明治天皇が座られた玉座跡に祈念植樹されたのがこの樹です。日当たり等の生育条件に恵まれ、現在は幹回り4.65m(他に3.8mと2.9mがある)、樹高20m、の巨木に成長しました。

 

 

 

飛火野を後にし、春日大社参道のムクロジや興福寺3重塔横のネムノキをみて、ここでIVVをお渡しし、本日の巨木鑑賞ウオークは終了です。参加人数は109名。大変お疲れ様でした。本日のウオーキングの距離は11kmでした。